母親が失踪して帰ってこないときにすべき4つ対処法


母親が急に失踪してしまい帰ってこなくなると不安で仕方ないと思います。

令和1年における行方不明者の届出受理数は86,933件と、前の年から微減していますが女性失踪者の割合は増え続けており、平成27年と比べると令和1年では3,000件も増加しています(参考:令和元年における行方不明者の状況|警察庁)。

この記事では、母親が失踪して帰ってこないときに行うべきことと、母親が失踪中に不安でしょうがないときの心の持ち方、母親を探したいときにおすすめの方法を紹介します。

母親が失踪して帰ってこないときにすべき4つの対処法

母親が突然家を出て行ってしまうと、取り残された家族は途方に暮れることと思います。

夫婦喧嘩の末に実家に帰ったというのであれば、居所がわかる分少しは安心できますが、問題なのは「どこにいったかわからない」「理由がわからない」ときです。

もし母親が突然家からいなくなってしまったら、まず次の4つのことを試してみましょう。

①母親の実家や知人・会社に連絡する

母親が突然いなくなったときは、母親の実家や知人・友人、会社に連絡してみましょう。母親の知り合いが何か手がかりを知っているかもしれません。家庭問題が原因の失踪の場合、なかなか家族には打ち明けられない悩みも、友人や親戚には話していることもありえます。

特に、実家は母親にとって生まれ育った安心できる場所です。実家に親戚が住んでいるなら、母親が突然いなくなったことを知らせて、協力を仰ぎましょう。母親が長期に渡って家を出る場合、実家に身を寄せるケースはとても多くあります。

母親が実家の両親に、「もし家から連絡があってもいないと言って!」と口止めをしていたとしても、長期間失踪するようであれば、さすがに両親も残された家族を思って実家にいて無事であることを伝えてくれるはずです。

また仕事に行くと出て行ったきり帰ってこない場合、まず会社へ欠勤の確認をします。母親がしっかり出勤していたのであれば何時ごろに退勤したのか、休む連絡をしていたのであれば、それが何時ごろだったのか、母親の声の様子はどうだったかなどを聞いてみてください。

もしかしたら帰り道で事件に巻き込まれた可能性があります。

②母親の失踪が計画的か衝動的かを確認する

母親の失踪が計画的なのか、衝動的なのかを見極めるのも大切です。

計画的に失踪していた場合、すぐには見つかりません。また、見つかったとしても帰ってこない可能性があります。

逆に、衝動的に失踪したのであれば数日でひょっこり帰ってきたり、説得によって連れ戻せたりする可能性もあるでしょう。まず、以下のような観点から計画性を確認してみてください。

チェックポイント

・会社を前もって退職していた
・銀行口座から大金を引き出していた
・スマホを解約していた
・記入済みの離婚届が見つかった
・数日分の衣服がなくなっていた
・部屋がきれいに整頓されていた
・周囲にお礼状を送るなど挨拶を済ませていた
・前から浮気をしていた
・家から出たい・遠くに行きたいなどを言っていた(日記が残っていた)


このほかにもできる限り母親の身の回りも入念に調べてみましょう。

計画的でかつ精神的に不安定だった場合、自殺目的の家出の可能性もあるので、すぐに警察へ相談しましょう。

③母親が行きそうな場所へいってみる

母親を探すのであれば、母親が行きそうな場所へ行ってみるのもよいでしょう。

衝動的に家出した場合、よく行く公園や、お気に入りの喫茶店などに滞在していることがあります。もし、買い物帰りや仕事終わりに何らかの事故や事件に巻き込まれた場合、その場所に手がかりが残されているかもしれません。

また、母親が認知症を患っているケースでは、かつて勤務していた場所や、かつて住んでいた場所を目指して徘徊するケースが多くあるようです。母親が高齢で認知症により徘徊している可能性がある場合は、そういった場所に向かうまでの道中で発見できる可能性が高いでしょう。

銀行口座を解約するなどして大金を手にしている場合は、家族と行った思い出の旅先などに向かっていることもあるので、の行きそうなところをリストアップすることから始めてみましょう。

④母親のSNSなどを知っていれば確認する

失踪の前の心情や行きたい場所、今後についてFacebookやInstagram、TwitterなどのSNSやブログに手がかりがあるかもしれません。

家族には直接言えないモヤモヤした気持ちなどが書かれていることもあるので、もしアカウントを知っているのであればチェックしてみましょう。

母親が失踪して帰ってこない原因

母親が失踪する原因はさまざまです。日本では女性が働いていても、家事や育児をすべて行わなければならない家庭も珍しくありません。ここでは母親が失踪して帰ってこない原因について紹介します。

夫や家庭に問題があるから

夫が家事や育児に全然協力してくれず嫌気がさしたり、無神経な言葉や夫婦喧嘩をしてしまったりして、関係が悪化したことをきっかけにすべてが嫌になり失踪してしまうことがあります。

また、夫のDV被害から身を守るために失踪している可能性も考えられます。

失踪した母親は何年も不満やストレスをため込んでいたのかもしれません。

家事・育児・介護などにつかれたから

妻が家事や育児、介護を一生懸命しているのに、夫が何もしてくれない状況では疲れてしまって当然です。


育児も介護も相手がこちらの思い通りに進まないため、精神的にまいってしまうケースも珍しくありません。

浮気相手と一緒にいたいから

母親が浮気している場合、失踪後に浮気相手の家に身を寄せているケースもあります。失踪する前に母親に浮気の形跡がある場合、家族を捨てて浮気相手と一緒になるために失踪した可能性もあるでしょう。

自社のアンケートでは、浮気経験のある女性の既婚者は約27%で、そのなかでも子供がいる割合は約60%にのぼります。

「子供もいるし、自分の母親に限ってそんなことはない」などの思い込みは危険です。

うつ病や痴ほうなど病気が原因のケースも

母親が高齢の場合、痴呆を患っていてそれが原因で失踪(徘徊)してしまうケースや、うつ病など精神的に不安定な人が失踪してしまうケースも多くあります。

いずれにしても、事故に遭ったり自殺したりといった命の危険性があるので、早急に探し出す必要があるでしょう。

母親が失踪して不安なときにすべきこと

突然母親が失踪してしまうと、いろいろと思うところがあると思います。なかには自分を責めてしまったり、母親に対して怒りを感じたりすることもあるでしょう。

ですが、見つかるま不安を抱えているとあなた自身がもちません。できるだけ不安を抑えて毎日を送るためにも、次のことを心がけてみてください。

母親が帰ってこないことで「自分」を責めない

母親が失踪するのは、家族にとってとても大きな事件です。

「あのとき私があんなことを言ったから」
「僕があんなことをしたから…」

と自分を責めたくなる気持ちもあるでしょう。

だからといって、自分を責めても母親は帰ってきませんし、そもそも失踪した原因はあなたではなく、他のところにあるのかもしれません。

過去の出来事を悔やんでも、過去は変えられないため、「これからどうするか」を考えましょう。自分を責め続けると気持ちが落ち込み、行動力もなくなっていくだけでなく、どんどん悪い方に悪い方に考えていってしまうものです。

できるだけ早く母親の安否や居場所を確認するためにも、あまり自分を責めずにできることから実行してみましょう。

SNSなども利用してできるだけ多くの人に情報発信する

できるだけ母親の情報を集めたいのであればSNSなどを利用して、情報提供を呼び掛けるのも良い方法です。TwitterやFacebookなど、できるだけ多くの人の目に触れる場所で情報提供を呼び掛けてください。

もし警察に届け出ているのであれば、担当の警察官とよく話し合って情報提供の連絡先を掲載しましょう。一刻も早く連絡が欲しいからと個人の携帯電話などにすると、いたずら電話などが次から次にかかってきてしまうおそれもあります。

情報提供を呼び掛けるときは、母親の

・年齢
・背格好
・失踪当日の服装や体の特徴
・いなくなった日時や場所

を添えて呼び掛けてください。

一度呼び掛けただけでたくさんの情報が集まることは稀です。根気強く何度も投稿してください。

ただし、あまり細かい住所などを記載するとあなたの個人情報やプライバシーを漏えいすることになり、いやがらせやストーカーに発展したり誹謗中傷につながったりするため、情報の公開は警察や父親と相談しつつ慎重に行いましょう。

できるだけいつもの日常をおくる

母親がいなくなると家族の日常は一変します。それまで母親が担っていた家事を誰がやるのかとか、警察に出向かなければならないとか、いろいろなアクシデントやイレギュラーに見舞われるでしょう。

それでも、できるだけ今までのペースを崩さずにいつもどおりの日常を送るよう心掛けてください。

食事はできあいのお惣菜やコンビニ弁当でも構わないので、しっかり食べましょう。眠れない夜もあるかもしれませんが、布団に入って目を閉じているだけでも体が休まります。

もし情緒不安定になってしまったり、ストレスから体調を崩したりするようなことがあれば、早めに精神科やメンタルクリニックを受診するか、カウンセラーのカウンセリングを受けましょう。

母親が帰ってきたときに、元気な顔を見せてあげられるようにするのも家族ができることのひとつです。

自力で探しても失踪した母親が見つからない場合は

もしも自力で探しても見つかりそうにない場合は、以下を検討してください。

警察に捜索願を出す

長らく帰ってこない、失踪の原因がまったくわからない、一切連絡が取れない、などの場合は警察に捜索願を出すことも考えましょう。

注意ポイント

警察に捜索願を出すことはとても重要ですが、必ずしもすぐに捜索を開始してくれるとは限りません。

警察は事件性がないと判断した場合、積極的に探してくれないのです。

探偵に捜索を依頼する

自力で探しても母親が見つからない、警察に捜索願を出しても探してもらえない、という場合は探偵に人探し調査を依頼してください。失踪したまま放っておいて事件や事故に巻き込まれてしまってからでは遅いです。

探偵の人探しスキルはとても高く、専門的な機材も使用しますので、発見率はぐんと上がります。また、警察と違い、依頼さえすればすぐに調査を開始してくれるのもメリットの一つです。

数年前に失踪した母親に会いたい人へ

「母親が失踪して数年になるけれど会いたい」という人もいるでしょう。残念ながら、時間が経てば経つほど人探しは難しくなっていきます。

特に、衝動的に失踪した人の場合、そのまま自死してしまうことも珍しくありません。
一方で、計画的に失踪した場合は、生きている可能性があります。

一般に、行方不明者が失踪してから時間が経てば経つほど、生きて見つかる可能性は低くなっています。失踪当日~7日の死亡率は4.1%ですが、8日を過ぎると8.8%、1カ月を過ぎると5.3%となり、無事に見つかる可能性が少なくなるのです。

また、母親が認知症を患っている場合は、さらに死亡率が高くなります。

桜美林大学老年学総合研究所の鈴木隆雄大学院教授がまとめた『認知症高齢者の徘徊・行方不明・死亡に関する研究』によれば、当日に発見された場合は82.5%の人が無事に生きて見つかっていますが、翌日になると63.8%、3~4日目になると21.3%にまで低下してしまうのです。5日目以降になると、生存率が0になります。

認知症による徘徊から失踪した人の場合、半数以上が普段の生活圏で発見されており、死因も凍死や溺死といった事故死が多いです。

数年前に失踪した母親は探し出せる?

では、数年前に失踪した母親を探し出すことはできるのでしょうか?
母親が計画的に失踪したのであれば、望みはあります。

とはいっても、自分で捜索するのは至難の業です。そんなときは、人探しが得意な探偵に依頼しましょう。
民事不介入が原則の警察と違い、探偵は依頼をすればすぐに調査を開始してくれます。

生きている可能性や希望がありそうな場合、探偵に一度無料相談してみましょう。

数年前に失踪した母親を探したいときに確保しておくもの

数年前に失踪した母親を探したいときは、次のものを準備しておきましょう。

用意するもの

・失踪した人が使っていたパソコンやスマートフォン
・手帳やメモ、日記などの記録

パソコンやスマートフォンにはロックがかけられていることもあります。そんな時は、デジタルフォレンジック業者にロック解除や履歴の復元を依頼してください。

失踪から日が経っていないのであれば、当時に身に着けていた洋服や写真なども大きな手掛かりになりますが、数年も経ってしまっていると背格好や人相が変わっていることも多いため、本人かどうかを特定する確たる証拠にはなり得ません。

それでも面影は残っているので、失踪当時の写真があればそれも合わせて用意しておきましょう。

まとめ

母親の失踪は、家族にとっての一大事です。原因や居場所がわかっていたり、数日で戻ってくる見込みがあったりする場合は落ち着いていられるでしょうが、突然どこに行ったかわからない・どうして失踪したかわからない場合は、居ても立っても居られないでしょう。
しかも警察は基本的に民事不介入なので、事件性がないと判断されれば捜査してもらえないこともあります。

そんなときは、人探しのプロである探偵に依頼するのがおすすめです。
実績のある探偵に依頼して、1日も早く母親を家に連れ戻しましょう。

-人探し

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