素行調査の方法|探偵によるプロの調査と自力調査を徹底比較

素行調査とは、対象者の日ごろの行動やおこないを監視したり、それらの事実を知っている人から情報提供を受けたりして、対象者の素性や行動を明らかにする調査です。

「彼はこのあとどこに行くのだろう」「彼女のあとをつけていけば何かわかるかも…」といった興味本位で同じような行動をとった経験がある方もいるでしょう。

この記事では「素行調査の方法」を紹介します。

自力による調査方法のほか、調査のプロである探偵が使っている方法も詳しく解説しながら、両者の成果を徹底比較していきましょう。

自力でおこなう素行調査の方法

素行調査は個人でも自力で実践可能です。

あなたにもできる、自力による素行調査の方法を紹介しましょう。

単独で尾行・張り込みにチャレンジする

対象者のあとを尾行したり、対象者の自宅や勤務先などの周辺を張り込んだりする調査は、あなたひとりでも実践できるでしょう。

尾行・張り込みといっても、対象者にあなたの顔や背格好を知られているケースも多いはずなので「付かず離れず」の微妙な位置取りを心がける必要があります。

車での尾行・張り込みも、やはりあなたの車を知られているおそれがあるので、対象者が知らない知人などから車を借りたり、レンタカーを利用したりといった対策が有効です。

友人や知人に協力してもらう

自力による素行調査の成功率を高めたいなら、友人や知人に協力をお願いしましょう。

単独での尾行・張り込みには限界があります。

しつこい追従は対象者の警戒心を高めてバレてしまうおそれがあるし、無理をすれば交通事故や交通違反を引き起こすリスクも高まるからです。

尾行・張り込みは、人数が増えるほど監視の目と追従の足が増えるため難易度が下がります。

思いがけないルート変更への対応が容易になるほか、対象者の警戒心が高まったときに交代できるというメリットがあるので、最低でも2~3人による実践がおすすめです。

インターネット・SNSによる調査

対象者の氏名をインターネットで検索してみる、日ごろから使っているSNSの投稿をのぞき見することで、さまざまな情報が入手できます。

原則、実名で登録することになるFacebookは、交友関係や趣味、日ごろから足を運んでいる場所などの情報が得られるため、確実にチェックしておくべきでしょう。

結婚・離婚によって姓が変わっている場合も、本人が周囲の知人に気づいてもらえるように両方を表記していることが多いので、素行調査の強力な武器になります。

プロ(探偵)がおこなう素行調査の方法

調査のプロである「探偵」に依頼した場合の素行調査でも、実は自力で調査する際と同じような方法を用います。

ただし、調査のレベルは個人で実践する場合と比べるとケタ違いに高いため、十分な成果が期待できるでしょう。

尾行

探偵による尾行も「対象者のあとをつける」という意味では自力で実践する場合と同じです。

ただし、探偵はこれまでに数多くの尾行を経験しているので、周囲に溶け込みながらごく自然に、かつ有効な情報を見逃さない距離での尾行を徹底します。

探偵は、対象者の突発的な動きにも対応できるように複数の調査員で尾行します。

その時間、その場所にいても不自然ではない服装や車を選び、対象者に気づかれることなく確実に情報をキャッチするのは、数多くの尾行を経験してきた探偵ならではのスキルだといえます。

張り込み

張り込みは、一定の場所に待機して対象者の行動を監視する調査を指します。

尾行と同様に自力による調査と大差はないように感じるかもしれませんが、確実に情報をつかめる位置取りや、周囲の警戒心を高めない立ち振る舞いは、実践キャリアを積んだプロならではの技術です。

聞き込み

刑事ドラマなどでもおなじみの「聞き込み」には、参考人と直接会う方法と電話などで聴取する方法があります。

直接会って情報を得る方法を、探偵の業界では「直調」と呼びます。

無作為に聞き込みをしても有力な情報が得られる可能性は低いので、事前にしっかりと下調べをして有力な情報をもっている人にアタックすることで成功率をアップさせます。

電話による聞き込みは、遠方にいる参考人やアポイントメントを取るのが難しい参考人に対する聴取がしやすくなる反面、直接の聞き込みよりも強く警戒されてしまいます。

信頼できる正規の業者であることを主張するには、丁寧な言葉遣いや上手く情報を引き出す話術が重要です。

情報収集

探偵は、独自のネットワークを駆使してさまざまな情報を集めます。

各業界に広く協力者が存在しており、一般では入手できない深い情報でも入手が可能です。

インターネットを活用した情報収集

インターネットを活用した情報収集では、一般個人と差がつきにくいように感じるかもしれませんが、探偵は着眼点が違います。

個人名による検索やSNSのチェックがメインですが、投稿画像からの位置情報の解析など、より深い調査がおこなわれます。

名簿を利用した情報収集

インターネットで公開されているもののほか、関係者に限って頒布される卒業名簿・社員名簿・会員名簿などの情報を入手し、調査の精度を高めます。

【関連リンク:行動調査とは?主な目的と探偵に依頼するメリット

プロの調査方法は個人でも真似できるのか?

素行調査のプロである探偵の調査方法をみてみると、意外にも「個人でもできるのでは?」と感じるものが少なくありません。

では、プロの調査方法は個人でも真似できるものなのでしょうか?

尾行や張り込みは失敗しやすい

個人でチャレンジしても、尾行や張り込みは高確率で失敗します。

素行調査では、調査の対象者があなたの顔や背格好を知っているケースが多いため、対象者の自宅周辺など、そこで出会うことが不自然な場所で発見されてしまえば警戒されてしまうのは必至です。

聞き込みで情報が得られることは少ない

個人で聞き込みにチャレンジしても、相手にされないケースが多数です。

単に情報が獲られなかっただけならまだしも、参考人が対象者と通じていれば「◯◯さんがあなたの素性を聞いてきたよ」と筒抜けになってしまうおそれがあります。

行き過ぎた調査は逮捕されることも…

プロは「ここまでは適法」「ここからは違法」という線引きをしっかり理解しています。

しかし、法律の勉強をしていない一般個人は適法・違法の境界線を理解できていないので「もっと踏み込めば情報が手に入るはず」と行き過ぎた調査に出てしまいがちです。

ついうっかり行き過ぎてしまうと犯罪に該当してしまい、場合によっては逮捕されてまうこともあります。

インターネット調査程度におさえておくべき

一般個人が調査するなら、他人と接触し、他人の目に触れる調査は避けてインターネット調査程度におさえておいたほうが無難です。

インターネット調査なら、自分がSNSに投稿でもしない限り行き過ぎた違法調査になってしまうこともなく、調査が相手に知られてしまうリスクもほぼありません。

【関連リンク:素行調査の相談先はどう選ぶ?相談前の準備と確認しておきたいこと

タブーとされる調査方法

素行調査のプロである探偵は「やってはいけない調査方法」を熟知しています。

正規の探偵業者はタブーとされる調査を決して実行せず、依頼の内容がタブーに触れてしまう場合は受任してくれません。

犯罪に該当する調査方法

行動を監視するためには他人の住宅や出入りが自由ではない施設に侵入しないといけない場合は、刑法の住居侵入・建造物侵入を犯すことになります。

郵便物の内容を確かめようと持ち去れば窃盗に、持ち去らずとも中身を確認するために開封すれば信書開披にあたります。

刑事ドラマなどで描かれる探偵にはアウトローのイメージがつきまといますが、実際の探偵は適法の範囲内で調査がおこなわれます。

権利を侵害する調査方法

すべての日本国民には基本的人権が保障されています。

探偵の素行調査は、対象者のプライバシーに踏み込んでおこなわれるものですが、絶対に侵してはならない権利には抵触できません。

たとえば、電話などの通信傍受は裁判所の許可がないと「通信の権利」を侵すことになり、損害賠償の対象になります。

通信傍受などの令状を請求できるのは捜査機関だけで、調査を目的としている探偵業者は令状を取得できません。

そのほか、目的を逸脱してしまった程度の調査はプライバシー侵害を訴えられてしまうリスクがあります。

自力で調査するメリット・デメリット

自力による素行調査を考えている方は、メリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。

【メリット】お金をかけずに調査できる

自力による素行調査はお金がかかりません。

かかるのは尾行にかかる交通費や張り込みのときに食べる補食の出費だけです。

調査にお金をかけたくない方にとっては大きなメリットになるでしょう。

【デメリット】情報の精度が低い

素行調査の目的は「対象の情報を得ること」ですが、自力の素行調査では必要な情報が十分に手に入らず、情報の精度も低くなってしまいます。

正確な情報を確実に手に入れたいという場合は、自力での調査はおすすめできません。

【関連リンク:素行調査の費用はいくら?調査費用の相場や安く抑えるポイント

探偵に依頼するメリット・デメリット

素行調査のプロである探偵に依頼する場合も、メリットとデメリットが存在します。

【メリット】正確な情報を安全に入手できる

探偵は、数多くの素行調査の経験を積んできた調査のプロです。

確かなスキルで正確な情報が入手できるうえに、自力調査のようにリスクを踏む必要もありません。

【デメリット】調査費用がかかる

探偵に素行調査を依頼すると調査費用がかかります。

デメリットといえるものではないかもしれませんが、プロの技術を借りるには相応の対価が必要になるのです。

調査費用の相場は10~100万円

探偵に素行調査を依頼した場合の費用相場は10~100万円だといわれています。

金額に大きな開きがあるのは、調査の内容によって日数や人員が異なるためです。

数時間以内に終わる調査なら10万円程度、長期にわたる調査なら100万円を超えてしまうこともあります。

依頼の内容は「なにを調べたいのか」によって変化するので、まずは探偵事務所に相談して見積もりをしてもらうのがベターです。

まとめ

素行調査では、尾行や張り込み、聞き込みなどの情報収集といった複数の方法を駆使して目的の調査結果をつかみ取ります。

経験を積んでいない一般個人では精度の高い情報をつかむのは困難なので、確かなスキルをもった調査のプロである探偵に依頼するのがおすすめです。

探偵への依頼というと戸惑いを感じる方も少なくないので、まずは電話・メール・チャットからの無料相談で、どのような調査を、どのくらいの費用で可能なのかを確認してみましょう。

この記事の執筆者
鷹橋 公宣(たかはし きみのり)

振り込め詐欺や銀行員の巨額横領事件などの捜査を担当してきた元知能犯刑事。警察署勤務時代は幅広い事件を担当。
現在は退職し、法律事務所などのコンテンツを中心に執筆活動を続けるWEBライターとして活動中。noteでは警察のウラ話やお役立情報を発信。
元刑事ライターきみぽんのnote

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