素行調査の内容|何が調べられるのか・他の調査との違い

「素行調査」という言葉を分解してみましょう。「素行」とは日ごろからの行動を意味する言葉です。

日常の会話でも「素行が悪い」といった表現が登場しますが、これは「日ごろのおこないが悪い」ことを意味しています。

さらに「調査」を辞書で調べると「ある事柄を明らかにするために調べること」とされています。

つまり素行調査とは、ある対象者に対して「日ごろのおこないを明らかにする調査」だと解釈できます。

ここでもう一歩だけ踏み込んでみると、素行調査には「ばく然としている事柄について、詳しい情報を得るための調査」という意味があります。

たとえば、とくに怪しい点や疑惑などがない場合でも「◯◯さんについて調べたい」という要望は素行調査の対象です。

最近では恋人の素行調査や、経営者が従業員の素行を調べることが多くなってきています。

この記事では、素行調査とは具体的に何を調べられるのか、その内容を紹介します。

素行調査で判明する内容

素行調査を実践すると、次の情報が判明します。

ここで注意しておきたいのが「判明する情報はここで挙げる限りではない」ということです。

素行調査では、どのような点を調査したいのかを絞ることで、法に触れない限り深い情報が手に入ります。

あなたが調査したい情報がここにない場合でも、調査可能な場合があります。

氏名・住所・勤務先などの基本情報

素行調査をすれば、素性がわからない相手の氏名や偽名を使っている相手の本名がわかります。

あなたが把握している住所地で本当に生活しているのか、勤務先の情報に偽りはないのかも判明します。

経歴・学歴・職歴など

結婚相手や新規採用の社員であれば、本人の経歴・学歴・職歴な判断材料です。

素行調査をすれば、本人の申告が本当なのか、隠している経歴はないかといった情報がわかります。

交友関係や異性関係

対象者の交友関係や異性関係は素行調査の代表的な調査項目です。

好ましくない人物との交際はないか、パートナー以外の異性と親密な関係になっていないかが判明します。

収入や借金の状況

素行調査をすれば、おおむねの収入額や借金の状況も明らかになります。

婚約相手の調査、夫婦や彼氏・彼女間の調査のほか、会社が社員の身上を把握するうえでも有効です。

犯罪や反社会勢力との関わり

過去・現在において犯罪との関与がないか、暴力団などの反社会勢力との交際はないかも判明します。

逮捕歴や前科といった情報は一般に報道されているものまでしか入手できないので、さらに詳しい情報が必要なら素行調査が必要です。

子どもに対するいじめの有無

学校に通っている子どもがいじめに遭っていないかの調査だけでなく、子どもへのいじめ問題を訴訟で取り上げるための基礎資料が手に入ります。

社員の不審行動の確認

自社の社員が横領などの不正をはたらいていないか、競合他社や取引先と不正な関係を築いていないかといった確認も素行調査の対象です。

ヘッドハンティングを受けているおそれがある社員の不審行動もいち早くキャッチできるでしょう。

退職者の競業他社とのかかわり

すでに退職した社員が競合している他社に入社していないか、他社に特許やノウハウなどを漏洩していないかといった調査も大切でしょう。

賠償問題に発展する場合は、証拠の収集も可能です。

取引先の反社チェック

新たな取引先が反社会勢力とかかわりをもっていないかといったチェックも素行調査の対象となります。

採用予定者の身元調査

新たに採用する予定の社員について、申告を受けている情報は正確か、不適切な交友関係はないかなどの情報が判明します。

採用を決定するために重要なサポートとなるでしょう。

【関連リンク:素行調査とは?具体的な調査内容と探偵の選び方

素行調査の方法

素行調査はどのような方法でおこなわれるのでしょうか?

尾行

対象者を追って行動を監視するのが「尾行」です。

尾行することで、対象者の行動範囲や立ち回り先、実際の住まいや勤務先といった情報が入手できます。

対象者に感づかれてしまうリスクが高い調査方法なので、万全の体制と尾行の経験が必須でしょう。

張り込み

あらかじめ得られていた情報や尾行によって判明した行動範囲のなかで対象者を待ち構える調査が「張り込み」です。

不審な場所への出入りや不適切な相手との密会の現場を押さえることができます。

聞き込み

対象者の情報を知っている人に対して情報提供を求めるのが「聞き込み」です。

ただし、情報を教えてくれる人は対象者に近い人物であることが多く、素行調査を実施している事実が筒抜けになってしまわないよう、慎重な工作が必要になります。

インターネットや名簿などからの情報収集

インターネット上の情報や卒業名簿・社員名簿・組合員名簿などの情報をすりあわせて、精度の高い情報を厳選します。

尾行・張り込み・聞き込みの基礎情報ともなる大切な作業です。

【関連リンク:素行調査の方法|探偵によるプロの調査と自力調査の違いを徹底比較

素行調査がおこなわれるケースの例

素行調査が活用されるケースをみていきましょう。

夫・妻を調査するケース

夫の帰宅が遅い、妻の外出が増えたなど、明らかな不審行動があるわけではなくても行動が気になるといったケースは、素行調査の対象になります。

彼氏・彼女を調査するケース

彼氏が自宅にあげてくれない、彼女に連絡が取れない時間が多いといったケースも素行調査の対象です。

マッチングアプリや出会い系サイトで出会った彼氏・彼女であれば、素性を明らかにする意味でも素行調査が有効だといえます。

婚約相手を調査するケース

結婚の約束をした相手が本当に信頼のおける人物なのか、おおまかな収入や借金の有無なども素行調査すれば明らかになります。

親が子どもを調査するケース

高校生や大学生にもなると、子どもの行動範囲や内容も大きく変化します。

子どもの交友関係や交際相手、周囲とトラブルになっていないかなどを調べるのも素行調査の代表例です。

会社が社員を調査するケース

社員が会社の外でどのような行動をとっているのか、不正な取り引きや信用を失墜する行為をはたらいていないかといった調査も可能です。

不審な行動がある、不正を目論んでいるおそれがあるといった危険な状態のほか、新規で採用する社員が問題を抱えていないのかという調査が考えられます。

取引先を調査するケース

取引先が競合する他社と親密な交際をしていないか、新たな取り引きを持ちかけられたが信用できるのかといった不安がある場合は、役員や担当者に対する素行調査が有効です。

素行調査とよく似た調査との違い

「素行調査」によく似た用語として、いくつかの調査が存在します。

それぞれの概要をみていきましょう。

浮気調査

浮気調査は、配偶者や彼氏・彼女などが別の異性と親密な関係に陥っていないかを調べる調査です。

大きくとらえれば素行調査の一部ですが、さらに「浮気をしていないか」という疑惑にフォーカスした調査という位置づけになります。

結婚調査

結婚調査は、婚約している相手やお見合いで知り合った相手が結婚相手として適しているのかを調べる調査です。

特定の相手について素性や行動を調べるという意味では素行調査の一部ともいえますが、結婚相手としての適格性を重視した項目について調査します。

行動調査

素行調査とは明確な違いはないものの別の調査として区別されるのが「行動調査」です。

どちらも「おこない」を調査するものですが、行動調査は「特定の行動」に注目して調査が実施されます。

わかりやすくいえば、心あたりや特定の不審行動があるわけではないなかで調査するのが素行調査、ある特定の行動に着目してピンポイントで調査するのが行動調査です。

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素行調査はどこに依頼できるのか?

 

素行調査を実践すれば、家庭の問題から会社の運営・採用を決断するものまで、さまざまな情報が入手できます。

では、素行調査はどこに依頼できるのでしょうか?

探偵事務所

素行調査を第三者に依頼する場合は「探偵」の力を借りることになります。

探偵は、個人的なトラブルから会社の情報収集まで、依頼人の要望に応じてさまざまな調査を担当する仕事なので、ほとんどの探偵事務所で素行調査が可能です。

違法な目的の調査は受任できない

いくら依頼人の要望に応じるのが仕事といっても、違法な目的の素行調査は受任されません。

ストーカー目的やDV被害から避難している配偶者の居場所などを調べる調査は拒否の対象です。

これらの目的を隠して調査を依頼しても、結果を教えてはもらえません。

犯罪や権利侵害にあたる調査も受任不可

依頼人の要望に応えるためには他人の住居や自由な出入りが許されない施設などへの侵入が必要な依頼、電話の通話内容を違法な電波で傍受するなど重大な権利侵害を伴う依頼も受任してもらえません。

探偵は都道府県の公安委員会に届出をした正規の業者で、探偵業法という法律を遵守しなくてはなりません。

もちろん、探偵業法だけでなく、刑法などの処罰法や日本国憲法も遵守する必要があるので「探偵だから」「調査のためだから」という理由で法を犯すことはないのです。

警察には依頼できない

犯罪や反社会勢力とのつながりを調べるのは警察の仕事でもあります。

ただし、素行調査を警察に依頼することはできません。

警察は捜査によって得た情報を外部に漏らしてはならない決まりがあり、たとえ犯罪の被害者でも捜査の内容は教えてもらえないのです。

個人でも可能

素行調査は個人でも可能です。

ただし、一般個人が自力で調査をしようにも、調査に必要な人員や資器材が足りません。

もちろん、尾行や張り込みのスキルもないので、対象者に調査がバレてしまうおそれがあります。

ある程度の費用はかかってしまいますが、個人での調査ではなく探偵に依頼することを強くおすすめします。

素行調査の依頼で気をつけたいポイント

探偵に素行調査を依頼する際に気をつけておきたいポイントを紹介しましょう。

実績が豊富な探偵事務所を選ぶ

正確で迅速な素行調査を期待するなら、実績を豊富にもつ探偵事務所を選びましょう。

ホームページなどで過去の受任件数を明示している探偵事務所や、テレビ番組への協力で実績を積んでいる探偵事務所がおすすめです。

料金体系がわかりやすい探偵事務所を選ぶ

探偵の調査費用は決して安くありません。

しかも、時間や日数で費用が決まるプランや一定の調査について一律の調査をパックとして設定しているプランなどがあり、料金体系は複雑です。

素行調査を依頼する際には、料金体系がわかりやすく、明確な見積もりを提示してくれる探偵事務所を選びましょう。

依頼前の相談でむやみに高額な調査費用を提示してくる探偵事務所は避けたほうが賢明です。

「成功」の定義を確認しておく

探偵事務所の料金プランには、一定の成功に対して報酬を支払う「成功報酬型」があります。

もし正式に依頼しようと考えている探偵事務所が成功報酬型のプランを提示している場合は注意が必要です。

正式な依頼を決める前に「なにをもって『成功』なのか」をしっかりと確認しておきましょう。

成功の定義を確認せずに調査を依頼してしまうと、期待していた成果が得られなかったのに報酬を請求されてしまうおそれがあります。

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まとめ

素行調査はさまざまなシーンにおける「知りたい」「調べたい」という要望を叶えてくれます。

調査のプロである探偵に依頼すれば、より正確な情報が安全に得られるでしょう。

素行調査を依頼するなら、実績が豊富で料金体系がわかりやすい探偵事務所への相談がおすすめです。

まずは無料相談を利用して、あなたが望む調査を実践してくれる探偵事務所を探しましょう。

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