
目次
プロの探偵による尾行、ここがハンパない!
①車での尾行スキルがハンパない!
探偵と言うと、電柱の陰に隠れてこそこそ尾行するイメージがあると思いますが、実際は車で追跡することが多いです。
なぜなら、一部の都心以外では、ターゲットの移動手段が車になることが多く、都心であっても浮気相手との密会には公共交通機関よりも車がチョイスされることが多いからです。
しかし、車での尾行はかなり難易が高いんです。ターゲットに気付かれてはいけないため、原一探偵事務所では、車2台、バイク1台の合計3台で追跡します。
「え、1台でよくない?」と思われるかもしれませんが、案外運転手は後ろの車を気にしながら走っているので(浮気中は特に!)同じ車がずっと後ろをついていると怪しまれてしまいます。
そのため、2台の車がトランシーバーで連携を取りながら追跡していくのですが、ターゲットを見失わずに車が入れ替わるのは不可能です。
そこで小回りが利くバイクが、ターゲットを見張りつつどこにいるか車のスタッフに伝えて尾行していきます。
調査料金がやたら安い探偵事務所や悪徳探偵事務所、そして口コミで調査に失敗しやすいと評判の探偵事務所では、ターゲットを車1台で追うケースが多いです。
1台だからこそ安い料金で済ませられるのですが、実際に尾行訓練に同行してみて、「自分がもし固定の1台の車に追跡されていたら、すぐに怪しいと感じるな」と素人ながらに思いました…。
サチコからのアドバイス
もし依頼しようとしている探偵事務所から「料金を抑えるために1台で追跡しましょう。」などと提案されたら、すぐに他の事務所に変えたほうがいいかと思います。
運転スキルもハンパない!
2台の車と1台のバイクで追跡するという徹底した体制もさることながら、尾行する際の運転スキルもハンパなかったです。
ターゲットの車に張り付いて尾行したかと思えば、怪しまれるのを防いで他の道路に除け、またターゲットの車の後ろへ…。決定的な浮気の証拠をつかむ瞬間まで、これを繰り返します。
もう、尾行している車は完全にアトラクション状態。そのハンドルさばきといったら海外映画の主役級でした!
②ラブホ内での尾行スキルがハンパない!
多くの浮気カップルはデートの際、ラブホテルを利用するでしょう。しかし、もし探偵が一人でラブホテルの中まで尾行した場合、完全に怪しまれてしまいます。
2人以上で尾行していたとしても、2人とも男であればラブホテルの中まで入って尾行し、証拠を写真に収めることは困難でしょう。
そのため原一探偵事務所では、女探偵×男探偵で、まるで「カップルのデートでラブホテルに来ました♡」みたいな雰囲気で尾行を続けるのです。
だからこそ、ラブホテルの中でここまで接近して写真を撮影できるのです!
ラブホテルから出てくるところも、このとおりバッチリ!
③調査に使う特殊アイテムのクオリティがハンパない!
探偵さんが駆使する道具たちもこれまたハンパない…!これは追跡&待機するための特殊車両です。
一見すると普通の軽トラなのですが、小さい穴の部分にはカメラが設置されています。中はこんな感じ。
ドラマとかでよく見る感じの車内。本当にこれだけの装備を備えているんです。もちろん、こんな車、普通に売られているわけはありません。なんと、探偵事務所内の工場で調査のためだけにカスタム&メンテナンスされているんです。
凄いのは大規模な車の装備だけじゃありません。こんなに小さい道具にまでこだわっていました!
どうみても、普通の時計、普通のマルボロたばこ、普通の万年筆。でもこれ、浮気の証拠をターゲットにバレずに収めるための、特殊カメラなんです!
探偵さんに「実はここにカメラを仕込んでるんですよー」と教えてもらい、よ~く見てようやく、小さいカメラの存在に気付きました。
サチコも実際に尾行されてみた!でも、まったく気付かない…
探偵さん
「では、サチコさん。ここでいったん車を降りて歩いてみてください。どこかからこっそり写真を撮りますので、気付くか試してみましょう。」
と探偵さんに言われ、ショッピングモールに立ち寄りました。
「探偵とはいっても透明人間じゃあるまいし、絶対に写真を撮られた瞬間は気が付くよなー」と思いつつ、車から降りてふらふらと10分ほど歩きましたが、もうね、まっっったく気付かない(笑)
\パシャ!/
\パシャ!/
後ろからも正面からも撮られっぱなし!どこにどんな感じで隠れてたのか、さっぱりわからなかったです。
こんな感じで浮気相手との浮気現場を写真に撮られて突き付けられたら、ヒヤ汗が止まらないだろうな~。プロの探偵おそるべし!

《取材協力:原一探偵事務所》