結婚詐欺は短期間勝負|展開が早すぎる結婚詐欺師の行動とは

あるインタビューで、元結婚詐欺師の男性が「一流の結婚詐欺師は、女性に甘く刺激的だった夢を見せ続ける」と語っていました。

やはり一流の結婚詐欺師は、最後の最後まで“相手に不信感を抱かせず、幸せだったと感じさせる”わけです。女には、甘く刺激的だった夢を見させ続けるわけですね。

【引用】まさに名俳優!金や資産を毟り取る「結婚詐欺師」に話を聞いてみた|ガジェット通信

詐欺の被害を受けたのに、そのことにさえ気づくことなく悲劇のヒロインを演じさせ続けるというのだから、プロの結婚詐欺師はまるでマジシャンのようです。

そして、結婚詐欺というマジックが成立する裏には、結婚詐欺師たちがもっているスピード感が密接に関係しています。

結婚詐欺師は、つねに短期間勝負を挑み、なにをするにも素早く、そしてあざやかなのです。

このコラムでは、結婚の申し込みやお金の要求まで、すべてにおいて素早い結婚詐欺師のスピード感を紹介します。

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結婚詐欺師はつねに短期間勝負を挑んでくる

詐欺といえば、人を信用させてお金をだまし取る犯罪。

つまり、相手の信用を勝ち取らなければ成功しません。

結婚をエサに大金をだまし取る結婚詐欺なら、なおさら被害者の信用を得るために長い時間が必要だと思われがちです。

ところが、実際の結婚詐欺師は、ごく短期間で被害者の恋人になりきり、信用を勝ち取って詐欺を成功させます

なぜ結婚詐欺師は短期間勝負を挑んでくるのでしょうか?

理由① お金だけが目的だから

男女が恋愛関係を育むためには、たくさんの時間が必要です。

お互いの気持ちを確かめあい、さまざまなイベントを経ながら信頼を深めあっていきます。

ある程度の時間が必要なのは、パートナーに対して「愛している」「理解しあいたい」という気持ちを抱いているからこそでしょう。

結婚詐欺師には、そんな感情はありません。

最終目的であり唯一の目的が「お金」なので、自分のことを理解してもらおうとも、相手のことを深く理解しようともしないのです。

さっさとお金をむしり取ることだけを考えているので、ムダを省くためにも時間をかけて信用を得るような付き合いはしません。

理由② 長引けば怪しまれるから

熟練の結婚詐欺師といえども、交際が長引けばボロが出てしまうリスクがあります。

普通の恋愛でさえ、付き合いが長くなると「あれ?前に言っていた話と違うような…」ということもあるくらいなので、そもそもウソばかりついている結婚詐欺師はつじつまの合わないことだらけです。

ダラダラと交際を続けていると、お金をだまし取るために重要な設定までつじつまが合わなくなってしまい被害者に怪しまれてウソを見抜かれるかもしれないので、短期間勝負を挑んできます

理由③ つねに複数のターゲットと並行して交際しているから

結婚詐欺師は、つねに複数のターゲットと並行して交際をしています。

2人・3人くらいの並行は当たり前で、そのなかでも「お金の匂い」が強いターゲットと集中して交際を続けながら大金をだまし取るのです。

普通の恋愛でもそうですが、複数の異性を相手にしていると必ずボロが出ます

結婚詐欺師はボロが出てしまえばみすみす大金を手に入れ損なってしまうので、1人との交際期間はごく短期間のうちに限られます

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結婚を申し込むまでのスピード感は「1か月」

結婚情報誌・サイトの運営を手がけるゼクシィの調査によると、交際開始からプロポーズまでの期間は6か月以下・6か月~1年以下がともに22%でした。

この調査結果からみると、通常の恋愛におけるプロポーズまでの期間は「1年以内」くらいの感覚になるでしょう。

ところが、結婚詐欺師が被害者に結婚を申し込むまでのスピード感は、おおむね1か月程度です。

あまりにも素早い展開に「おかしいのでは?」と疑いをもってしまいそうですが、プロの結婚詐欺師は言葉巧みにスピード結婚を演出します。

松永は裕子さんに対して好意を抱いているように装い、12月20日頃からは彼女をデートに誘うようになる。

(中略)

1月19日頃にドライブ中の車内で、松永は「結婚してください。一緒に住もう。子供さんの面倒は私がきちんと見ますから」と、裕子さんに求婚した。

【引用】文春オンライン

この事例では、初デートの誘いが12月20日、結婚の申し込みが翌年の1月19日なので、見計らったようなタイミングで、ちょうど1か月後に結婚を申し込んでいます。

しかも、シングルマザーの女性に対して「子どもさんの面倒は私がみる」といった、被害者がおかれている状況もしっかり勘案してのプロポーズ

あまりに急な展開でも、相手の苦労や希望をくみとって最高と思えるプロポーズの言葉を投げかけることで不自然さをかき消しているのです。

結婚詐欺師は「お金の要求」も素早い!

交際開始からプロポーズまでが劇的に素早い結婚詐欺師。

とにかく「お金をだまし取ること」のみが目的なので、お金の要求も素早いのは当然です。

警察によると、川村容疑者は今年2月、交際していた高松市の女性(30)に「口座には2000万円ほどあるが、カードがないからお金が出せない」などと言い、3回にわたって合計200万円近くをだまし取った疑いが持たれています。

川村容疑者と女性は去年11月、香川県内の婚活パーティーで知り合いました。

【引用】ヤフーニュース

この事例では、出会いから3か月でお金を要求し、200万円もの大金をだまし取っています。

金持ちを装って「お金はあるが自由に出せない」という理由で大金をだまし取る手口は、結婚詐欺の常套手段です。

ほかにも「外国貨幣しかもっていないので両替ができない」「脱税容疑で会社の口座が凍結された」といった理由が登場すれば、ほぼ結婚詐欺師だと思っていいでしょう。

この事例の犯人は「ほかの女性からもだまし取った」と認めており、すでに何度も詐欺を成功させているプロの結婚詐欺師だと思われます。

逮捕容疑は、昨年11月13日ごろから結婚する意思がないのに「婚活サイト」で知り合った所沢市に住む40代の女性会社員と結婚を前提に交際。「(勤務する)会社がつぶれそうだ。これからパイロット養成学校に入学したいが、学費が足りない。必ず返す」などと嘘をついて女性会社員から現金計635万円を詐取したとしている。

【引用】産経新聞

この事例の報道では、具体的なお金の要求時期は明らかにされていません。

犯人と被害者が出会ったのは2018年11月13日ころで、逮捕されたのが2019年2月5日なので、警察が裏付け捜査を急いだとしても、警察への相談は2019年の1月初めころになるでしょう。

すると、出会いからお金の要求までにかかった期間はわずか2か月程度ということになり、非常に早い展開で大金をだまし取った事例だとわかります。

じっくりと時間をかける結婚詐欺師も存在する

時間をかけず素早くだまして大金をだまし取るのが結婚詐欺師の基本的な手口ですが、なかにはじっくりと時間をかけてじわじわとお金をだまし取る手口をもつ結婚詐欺師も存在しています。

起訴状によると、被告は2015年5月~16年3月、「防衛省と機械を開発中で米軍に売却する渡航費が必要だ」などとうそをつき、交際女性から現金計約850万円をだまし取ったとされる。

(中略)

男と被害女性は07年5月ごろ、お見合いサイトで出会った。

【引用】朝日新聞デジタル

この事例の犯人は、交際開始から8年後にお金をだまし取って逮捕されています。

被害総額が5,000万円を超えた事件で、警察の捜査により、ほかにも複数の女性からお金をだまし取っていたことが判明しました。

被害女性の両親とも会うことで深く信用させる手口で、被害女性が述べた「私の10年を返して」という言葉が印象的な事例です。

結婚詐欺の基本は短期間勝負ですが、すべての結婚詐欺師が短期勝負を挑んでくるわけではないので、交際が長くなっても「おかしい」と感じたら疑いの目を向けて事実を確認する必要があります。

姿をくらました結婚詐欺師…時効は7年

結婚詐欺師は「もうこの人からお金を引き出すことはできない」と感じたら姿を消して自然消滅をねらいます。

もし、普通の恋愛のように別れを切り出そうものなら「それならあのとき貸したお金はどうなるの?」と返済を迫られてしまうからです。

あなたの前から姿をくらましてしまった結婚詐欺師。

結婚詐欺の時効は7年なので、被害が発生して7年以内に身柄をおさえることができれば逮捕されて刑罰を与えることが可能です。

詐欺罪の時効は「お金をだまし取られてから7年」

結婚詐欺は、刑法第246条の「詐欺罪」にあたる犯罪です。

詐欺には、結婚詐欺のほかにも振り込め詐欺・不動産詐欺・寸借詐欺・無銭飲食・無賃乗車といったさまざまな手口がありますが、すべて詐欺罪として裁かれます。

刑法に定められた犯罪には「公訴時効」が定められており、時効が完成するまでに犯人を捕まえて捜査を遂げないと検察官は裁判を起こすことができなくなります。

詐欺罪の刑罰は「10年以下の懲役」なので、公訴時効は7年です。

つまり、7年経ってしまえば結婚詐欺師を捕まえても罪に問えなくなります。

ここで注意しておきたいのが、公訴時効がスタートする起算点です。

公訴時効の起算点は「犯罪が終わったとき」なので、結婚詐欺では「お金をだまし取られたとき」を基準にします。

たとえば、お金をだまし取られて1年後に姿を消したとしても「姿を消して7年後」にはお金をだまし取って8年が経過していることになるので、すでに公訴時効が完成していることになります。

このように考えると、いつお金を渡したのかは非常に重要なポイントになるので、口座の記録や犯人との電話・メッセージのやり取りなどは保管が必須です。

早めに行方を探す必要がある

結婚詐欺の時効は7年ですが、実際のところタイムリミットは7年もありません。

まず、お金をだまし取られて「結婚詐欺の被害に遭った!」と気がつくまでにある程度の期間が経過しています。

さらに、警察が被害届を受理しても、そこから詐欺事件としての裏付け捜査や結婚詐欺師の所在捜査がはじまるので、逮捕までには相当な時間がかかります。

熟練の結婚詐欺師なら、姿をくらませたまま警察の捜査網をかいくぐって逃亡するので、警察が居場所をつかむまでに1年以上かかってしまうケースもめずらしくありません。

しかも、姿をくらませてから時間が経過していれば、居場所をつかむための手がかりも薄れてしまいます。

結婚詐欺の被害に遭ったら、ただちに警察に届け出ることを強くおすすめします。

また、詐欺とは確信がもてなくても「婚約者にお金を渡したら姿をくらませてしまった」というケースでは、警察への届出を検討しながら、並行して居所を探すためのアクションを起こしておくのがベストです。

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「怪しい」と感じたらチェックしておきたい項目

婚約者について「もしかして、結婚詐欺師かも…」と感じる点があれば、ここで挙げるポイントについてチェックしてみましょう。

ひとつでも引っかかる点があれば、結婚詐欺を疑うべきです。

氏名・住所・勤務先の確認

身分証や郵便物をチェックして、氏名・住所を偽装していないか、勤務先や職業を偽っていないかを確認しましょう。

ほとんどの結婚詐欺師は、本名を名乗らず偽名を使います。

また、実際の住所は教えず、交際が長引いても自宅には呼ばず、逢い引きの場をホテルなどにする傾向があります。

もちろん、勤務先や職業の情報もまずウソです。

これらのどれかひとつからでもウソを見破ることができれば、結婚詐欺の被害を回避する材料にできるでしょう。

ネット検索してみる

結婚詐欺師は「こんな人と結婚したい!」と理想に描くような職業を演じます

医師・会社役員などを名乗る手口もめずらしくないので、教えられている氏名でインターネット検索してみましょう。

本当に医師や会社役員などの職に就いているなら、病院・会社のホームページや業界の名簿情報などから正しい情報と照合できるはずです。

ただし、Facebookのように実名利用がルールとなっているSNSは、プロフィールを自由に編集できるので信頼度は高くありません

実際に、病院関係の職業を装い、正規の医師を数多く友だちとして登録していた結婚詐欺師が存在しています。

車の情報を確認する

デートなどで車を使用している場合は、スキをみて車検証をチェックしましょう。

もし自分名義の車を使っていれば、偽名を名乗っているはずなのでそれだけでつじつまが合いません

さらに、結婚詐欺師のほとんどが自分の車を使わず、家族・ほかの被害者名義の車や、レンタカーを使います。

「名字は一致しているが名前が違う」といったケースでは、夫・妻名義の車であることが多いので、実は既婚者だと看破できるわけです。

また、ナンバープレートのひらがなが「わ」ナンバーなら、レンタカーだとわかります。

高級車を専門に扱っているレンタカー会社もあるので、海外のスポーツカーや国産高級車に乗ってデートに現れたときはナンバープレートに注目してみましょう。

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ますます怪しければ調査のプロに依頼する

さまざまな要素から「やはり怪しい!」と感じたら、調査のプロに依頼して「疑い」の真相を暴くべきです。

あなたの勘違いや取り越し苦労であればそれがもっとも理想的な結果ですが、プロの調査によって疑いが確信に変わればただちに警察に届出をする必要があります。

探偵に依頼して素性をあばく

「怪しい」と感じる点があったとしても、やはり素人では疑問を暴くための知識もスキルもありません。

婚約者が結婚詐欺師ではないかを確かめたいなら、ここは調査のプロである探偵の出番です。

探偵に素行調査・身元調査を依頼すれば、あなたの婚約者の素性がわかります。

偽名を使っていた、住所を偽っており実は結婚していた、勤務先はウソで定職にも就いていなかったなどの事実が判れば、結婚詐欺師だと断定できるでしょう。

探偵は、インターネット上に隠された情報や尾行・張り込み・聞き込みといった警察顔負けの調査によって、対象者の素性を暴きます。

精度の高い調査結果が期待できるので、疑わしい点があればまずは探偵に相談してみましょう。

警察への届出も検討する

結婚詐欺師であることが断定できれば、犯人として捕まえるのは警察の仕事です。

犯罪事件の第一次捜査権は警察にあるので、警察に被害届を提出して逮捕してもらいましょう。

「疑わしい」「居場所がわからなくなった」という程度では、警察が被害届を受理してくれないおそれがあります。

また、警察は人探しをする機関ではないので「私の前から姿を消したので居場所を探してほしい」という要望には応えてくれません。

行方不明者として届出を受理してもらえたとしても、居場所などの情報は教えてもらえないという点は心得ておく必要があるでしょう。

すでに探偵の調査によって結婚詐欺師である疑いが濃厚であれば、探偵の調査結果をもって警察に相談するのがおすすめです。

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まとめ

結婚詐欺師の多くは「短期間勝負」で巧妙なワナをしかけてくるので、こちらもスピード感をもって対応しないとウソを見抜けないまま大金をだまし取られてしまいます。

もっとも注意すべきは「お金の要求」なので、もし婚約者からお金の要求を受けたら、すぐに助けてあげたいという気持ちをグッとおさえて探偵に調査を依頼するのがおすすめです。

あなたの勘違いや取り越し苦労なら、探偵の調査によって「この人なら大丈夫」というお墨付きをもらえるのだから、空振りだったとしても損はありません。

まずは探偵に調査依頼の相談をして、その結果をもって婚約者のことを信じるか、それとも警察に届け出るのかを判断するとよいでしょう。

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