子供が帰ってこない理由と探し方|帰宅後に親としてすべきこと

小中学生の小さな子供が主に過ごす場所は、家・学校・習い事先です。普通であれば、夜には家に帰ってきますので、何の連絡もなしに帰ってこないととても心配になってしまいますね…。

もしかしたらちょっとした親への反発として、家出をして友人などと外を出歩いているかもしれません。しかし、事件事故に巻き込まれている可能性も考えられます

子供が小さければ小さいほど、いつもと様子が違うようであればあるほど、少しでも早くに捜索を開始すべきです。

この記事では、子供が帰ってこない時の時系列ごとの子供の探し方や、子供がいそうな場所、子供自らの意思で帰らなかった場合の対応について解説します。

子供が帰ってこない理由として考えられること

子供が帰ってこないことには、何かしら理由があります。

例えば、家にいたくなくて家出をしているのであれば、居場所を見つけ出して連れ帰ることと同時に、原因となっている家庭環境の改善にも努めるべきでしょう。

事件や事故のように、緊急性が高い状態で帰ってこないようであれば、警察や探偵など捜索に協力してくれる人への相談も迅速に行う必要があります。

子供が「家に居たくない」と思っている

参考:警視庁の統計(平成31年・令和元年)

保護された行方不明の少年で圧倒的に多い理由が、家庭内に原因があったということです。いわゆる家出で、家に居たくないから帰ってこないというものです。

親子の不仲

やはり親との仲が上手くいっていないと「家出をしたい」と考えるようにもなります。

特に思春期の子供は親と接すること自体に抵抗が出てきて、コミュニケーションが希薄になることもあります。

親子のすれ違いが家出のきっかけにもなり得るでしょう。

夫婦の不仲

親子間での不仲はなくても、夫婦仲が悪い状態では、子供も家に居たくないと思ってしまいますね。

このケースの場合は、親子問題を解決すると同時に、夫婦関係の改善も図る必要があるかもしれません。

家族からの叱責

親から厳しく怒られて突発的に家出をしてしまうケースもあります。

上記のように十分親子間のコミュニケーションが取れていない状態で叱責を受けた時に家出を決意することもあるでしょうし、初めてきつく注意されたことにショックを受け、「もう家に居たくない」と思うこともあるかもしれません。

子供が「友人や恋人と一緒にいたい」と思っている

上の理由とも似ていますが、思春期の子供は家庭以外のコミュニティへ徐々に足を踏み入れている段階にあります。その中で友人や恋人などと一緒にいたいと思うこともあるでしょう。

その結果、夜遅くまで外をふらついたり、友人宅へ入り浸ったりします。

ある程度の外出であれば、多感な時期の変化の一つとして見守る必要もあるでしょうが、あまりにも家にいなさ過ぎると、非行のきっかけになったり、事件に巻き込まれる危険性もあります。

子供が事件や事故に巻き込まれている

あまり考えたくないことですが、いつもと違う様子で子供が帰ってこないようであれば、事件や事故に巻き込まれているかもしれないと考えて早急に捜索を開始する必要があります。

残された手がかりから、事件性が高いようであれば、早急に警察や探偵などの捜査機関に協力をお願いするようにしましょう。

子供が犯罪に関わってしまうことも…

お金もなく居場所がない子供は、SNS等で見知らぬ人と知り合って犯罪に関与したり、「短時間で稼げる」などと謳う怪しいバイトと関与したりしてしまうケースがあり得ます。

子供の事件の数

参考:少年育成活動の概況|警視庁

犯罪に関わってしまって検挙・補導されてしまう少年は年々減少傾向にありますが、それでも年間3万人程度はいます。

参考:少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況|警察庁

お子様が女性の場合、児童買春などの性犯罪に巻き込まれてしまうことも起こり得ます。児童買春等の被害児童は毎年2,000人程度となります。

注意ポイント

このように、命の危険も考慮し、子供が帰ってこない場合には1日でも早く見つけ出すことが大事になります。

帰ってこない子供がいると考えられる場所

帰ってこない子供はどこにいることが多いのでしょうか?こちらでは、帰ってこない子供がよくいるであろう場所をいくつかご紹介します。これらの場所に心当たりがあるようでしたら、手当たり次第に連絡を取って所在を確認するようにしましょう。

友人や恋人の家

上でもお伝えしたように、友人や恋人宅で過ごしているケースも考えられます。

ただ、この場合、友人宅にも保護者がいるはずですから、通常であれば「お宅のお子さんが来ていますけど」と、連絡が来たり、夜には帰されたりすることが多いです。

1日以上帰ってこないようであれば、同じ年頃の子供を持つ家にいる可能性も低くなります。しかし、家出先の友人宅でも家庭環境の悪化が起きているようであれば、親も把握すらできずに何日も居座り続けるようなことも起こり得ます。

親戚の家

年が近くて一人暮らしをしている兄弟姉妹や他に仲が良い親戚がいる場合には、そちらに家出している可能性もあり得ます。

この場合、居場所さえ特定できれば、どこの誰といるのかもわかるので、ひとまずは安心できるでしょう。

「家に帰りたくない」という気持ちで出ていった可能性も高いので、無理に連れ帰るのではなく、原因の改善と共に親戚の方と協力しつつ家に帰ってきてもらうようにしていきましょう。

相手の方が了承してくれるようであれば、数日間別々で生活してみて、その間に親子関係について考え直す期間にしてみるのも良いかもしれません。

近くの公園や商業施設

突発的な家出をした場合、近くの公園や商業施設などで時間を潰している場合もあります。ただし、よっぽど強い意思が無い限り、何日もこのような場所に滞在するようなことは考えにくいです。

帰ってこないその日のうちに探してみるなら候補の1つではあります。

漫画喫茶やカラオケ

そこまでお金を持っていない子供であれば、漫画喫茶やカラオケ施設で一晩過ごそうと考えるかもしれません。

ただ、条例によって青少年(18歳未満)の深夜徘徊は禁止されており、どの都道府県でもだいたい22時以降に子供だけでこのような施設を利用することができません。

夜間外出をきっかけにお店や警察から自宅に連絡が入るかもしれませんし、利用できないとわかった18歳未満のお子さんは、別のどこかで途方に暮れているかもしれません。

見知らぬ第三者の元

知人以外の第三者の元にいる可能性も考えられます。この場合、事件に関係してしまう危険がありますので、早急に居場所を突き止める必要があります。

直前のメールやSNSでのやり取りや自宅に残された手がかりなど、不審な点があればすぐさま証拠を持って警察に相談しに行ってください。

【時系列順】子供が帰ってこないときの探し方

子供が帰ってこない時、残された親はどうやって探し出せば良いのでしょうか?心配になっていきなり警察に相談しに行くケースもありますが、事件性が低ければ警察も積極的には動いてくれません

警察に相談する前にもご自身で探したり調べられることはいくつかあります。こちらでは、子供が帰ってこないときの探し方や連絡先について、時系列順に解説します。

子供に連絡を取ってみる【今すぐ】

子供にスマホを持たせているのであれば、根気強く本人と連絡を取ってください。電話が繋がらないなら、メールやSNSからのメッセージを定期的に送り続けまましょう。

他にもご家族や知人から連絡を取ってもらえるようであれば、複数の人から「探している」「連絡を返すように」とメッセージを送ってもらってください。

子供の部屋で手がかりを探す【今すぐ】

家から出ていったきり帰ってこないようであれば、子供の部屋に何かしらの手がかりが残されているかもしれません。

  • 日記やノート・メモ帳
  • 手紙やメモ書き
  • 行き先を調べた検索結果や雑誌 など

行き先の予想が付くような情報や、場合によっては事件に関与しているとわかるような情報が残されているかもしれません。

それまでいたであろう場所に連絡をする【帰ってこないその日のうち】

学校や習い事などから帰ってこない場合、いなくなる直前にいたであろう場所にも連絡を取ってみてください。

もしかしたら、ただ単にいつもより遅くまで遊んでいるだけかもしれませんし、先生や他の生徒が有益な情報を知っているかもしれません

親戚や友達に確認する【帰ってこないその日のうち】

上でもお伝えしましたが、子供が友達や親戚の家に行っていて、帰りが遅くなっている可能性もあります。

いなくなってからの時間や所持金などで行ける範囲内の親戚や友人宅で心当たりがある人には、全て確認を取ってみてください。

また、見つからなくても代わりに友人や親戚から連絡を取ってもらうこともお願いしてみてください。

家にいたくなくて帰っていない場合、親からの連絡には出なくても、友人・親戚からの連絡には反応するケースもあります

警察に相談する【夜中になっても帰ってこない/事件性が高い】

これらの方法を取っても子供の居場所の手がかりがつかめない場合、遠慮なく警察に頼ってください。家出の場合、1日1日が大事になります

その日の夕方~夜に「あれ?いつもと違う?家出かも?」と感じて、その日の夜遅くまで子供が帰ってこないようであれば、一度状況をまとめて警察に相談して良いです。

また、事件性が高いような状況では、おかしいと思ったその瞬間に警察に相談して良いです。例えば、自殺をほのめかすような書き置きがあったり、見知らぬ大人と会うようなやり取りがされていたような場合です。

事件性が高ければ警察も動いてくれやすいので、上でお伝えした子供の部屋を事前に調べておくことも大事です。

探偵に相談する【翌日になっても帰ってこない/事件性が高い】

事件性が高い場合には警察も動いてくれますが、そうでない場合、積極的には動いてくれない場合があります。その場合には探偵に相談することも検討してみてください。

調査を依頼すればもちろん費用はかかりますが、依頼前の相談は無料でできますので、積極的に利用して問題ありません。

人探しは探偵の代表的な業務の1つですから、残された手がかりを元に子供の居場所を探し出してくれるかもしれませんし、専門家目線で有益なアドバイスをもらえるかもしれません。

とにかく、自分たちだけで心配になって探し回っていても心細いだけですから、ぜひ人探しのプロに頼ってみてください。

子供が家出を繰り返さないためにしておくこと

子供が帰ってこない原因として、家庭環境に不満を持っていることが多いと上でお伝えしましたね。子供本人の意思で家出をした場合、無理に連れ帰っても再び家出を繰り返す可能性があります

大事なことは、原因を取り除いていくことです。最後に、子供が帰ってきた後に子供が家出を繰り返さないためにできることについて解説します。

子供とコミュニケーションを取り子供の考えを理解する

子供が成長するにつれ、会話する機会が少なくなる家庭は珍しくありません。家族の不仲が家出の原因の一つとはお伝えしましたが、コミュニケーション不足が不仲の原因になっていることも多いでしょう。

少しずつで良いので、子供と会話をしていくことを心がけていきましょう。1日1回あいさつ以外の会話を始めてみるでも構いません。

ただ、ここで大事なことは徹底して子供が興味あることに話題を集めることです。「子供をああしたい・こうしたい」と思いが強すぎると、「自分が子供のころは~」と、自分の話ばかりしがちですが、そうなると余計な反発を受けます。

会話のきっかけがつかめないときは、親子でどこかに出かけてみるのもよいでしょう。一緒に買い物や外食に行ったりすることで、会話のきっかけが生まれます。

子供をコントロールしようとしない

子供が思春期・反抗期であるなら、ある程度放任することも大切ですあれこれ細かく干渉しすぎる親に対し、思春期・反抗期の子供は強く反発します。

家出から帰ってきた後に家出したことを叱りたい気持ちも理解はできますが、そこはグッと我慢してください。

まずは心配したことを伝えた上で、「遅くに家を出たり徘徊することで、犯罪や事件に巻き込まれる可能性があること、巻き込まれたらどんな危険があるのか」を具体的に伝える必要があるでしょう。

家庭だけで解決しようとせず周りに相談する

自分も子供の頃に反抗期があったなら、ご両親に相談してみたり、同じ年頃の子供を持つ友人や親戚に相談してみたり、一人や夫婦だけで悩むよりも思わぬ方向からのアドバイスがもらえるかもしれません。

子供が反抗期になることは、恥ずべき事ではありませんから、どんどん相談してみてください。

また、各都道府県では、以下のような思春期の子供を持つ親向けの相談先が設置されています。

普段から同じような悩みを持った親の相談を受けていますので、身近な人に相談するよりも適切なアドバイスをもらえることが期待できます。

まとめ

子供が帰ってこないのであれば、本人への連絡を行いつつも、まずは子供の部屋で情報を集めたり、いなくなった場所へと連絡を取ってみてください。

友達や親戚の家に行っている場合も考えられますから、心当たりがある人には全て確認を取るべきです。

もし、事件性が高いと考えられる状況にあったり、夜遅くまで帰ってこないような状況では、すぐに警察にも相談しに行ってください

とにかく一人で探し回るよりも、多くの人の協力を得た方が情報も多く集まりやすいです。

子供が帰ってこない理由には色々ありますが、本人の意思で家出するケースもあります。家出で帰ってこない場合、無理に連れ帰っても家出を繰り返す可能性が高いでしょう。

家庭環境に不満を感じているかもしれないので、子供としっかり向き合って、帰りたいと思える家庭環境への改善も心がけていってください。

-人探し

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